【感染症ニュース】発熱の同僚が出社で職場クラスター? 感染は家庭内にも波及 体調不良時は人との接触を避けて

体調不良の方は人との接触を避けて 体調不良の方は人との接触を避けて
 新型コロナウイルス感染症の感染が広がり続けています。

 7月29日の東京都の新規感染者は、36,814人でした。

 また、7月28日には、全国の新規感染者数は23万3100人と過去最高を更新しています。

 新規感染者の急増を受け、発熱外来での受診が遅れたり、できないケースが全国的に目立ってきています。

 一方、発熱から陽性判定を受けるまでの間に、周囲の感染リスク高めてしまう行動を取ってしまう方もいるようです。

 今回は、「感染症・予防接種ナビ」に7月23日に寄せられた、東京都のはさねさん(43)のご経験を紹介します。

夫が同僚から感染 家庭内に広がる

 旦那が会社からコロナをもらってきて、私にうつりました。

 そもそもこの時期にも関わらず、発熱してるのに出社した人がいてその人からクラスターが発生したようです。

 その後はその人と関わった人が半分以上陽性となったようです。

 そもそも旦那の会社は在宅がメインなので無理に出社する必要がないのに、本当に迷惑な話です。

症状

 最初は喉のイガイガでした。

 そのうちに熱が38.5度まで上がり、すぐに喉の激痛で声も出なくなりました。

 それもかなりきつかったのですが、クリニックからもらった薬で5日ほどで改善。

 持ってきた旦那は最初こそ喉の違和感と少しのだるさこそあったけど2日くらいで改善。

 10日間の隔離期間も終え、体調もほぼ元に戻っていたので久しぶりに買い物に行ったりして過ごしました。

感染症の専門医は…

 感染症の専門医で大阪府済生会中津病院の安井良則医師は、「新型コロナウイルス感染症に限らず、インフルエンザなどでも、感染者が周囲のリスクを考えず行動することが感染拡大につながります。新型コロナウイルスの新規感染者が増えている状況ですので、発熱など体調不良を感じた場合、外出などは控えてください。症状がある人が動き回れば、感染リスクは高くなります。また、国立感染症研究所のデータによると、新型コロナウイルス感染症は、発症前よりも発症後の方がウイルスの排出量が多くなるとのことです。発熱・咽頭痛・咳など、何らかの症状を感じた人は、陽性判定が出ていなくても、他者との接触は避けてください。」としています。

まとめ

 新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出ていない状況であっても、何らかの自覚症状がある方が動き回れば、周囲に感染を広げてしまう危険があります。

 体調不良時は、無理をせず会社や学校などを休み、人が集まる場所には出向かないようにしてください。

 現在、国からの行動制限は出ていません。

 しかし、流行状況を見極めながら、不要不急の外出を避けるなど、一人一人が感染を広げないための行動について考える必要があるのではないでしょうか。

取材
大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
感染症・予防接種ナビ
 
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